二人目不妊、考えられる原因と対処法

二人目不妊に悩む人がたくさんいます。一人目をさずかったのに、なぜ二人目が出来にくいのか、その原因と対策を探ります。

凍結卵子の場合、出産率はズバリどうなの?

人間の卵子を凍結する…

 

昔では考えられなかったようなことも、
今の技術では可能です。


卵巣に関する病気など、
治療をすることによって
卵巣を摘出しなければならない場合、
以前は子どもを持つことを
あきらめなければなりませんでした。


でも今は違います。


卵巣を摘出しても、
その後で凍結しておけば、
また必要な時に
卵子を利用することができるのです。


凍結卵子を使えば、
体外受精によって妊娠することも可能です。


今は病気でなくても、
卵子の老化を防ぐために
凍結を選ぶ人も増えてきました。


そこで気になるのが、
凍結卵子を使った場合の
妊娠率や出産率です。


一般的な食品でも、
冷凍庫に入れておく期間には
限度があります。


卵子を凍結しても、
質が劣化したりしないのでしょうか?


凍結方法は二通りある

卵子を凍結すると言っても、
その方法には大きく分けて
下記のように二通りあります。

 

卵子だけの状態で保存する
・受精させた後で保存する

 


多くの女性が卵子を保存しようと思うのは、
「今は相手がいないけれど
 将来に備えて保存しておきたい」
という考えからです。


そうなると、当然ですが
未授精の卵子を保存することになります。

 

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ところが!

受精していない卵子は、
受精卵よりも妊娠する確率は低いんです。


しかも、年齢が上がってから
卵子を凍結しても、
やはり妊娠率・出産率は下がってしまいます。


ですから
・若いうちに
・受精させてから
保存する、というのが一番良いのでしょう。


ただ、これはあまり現実的ではありませんね。

 

受精するための精子
どこから持ってくるかという問題もありますし。


また当然ですが、卵子を凍結保存するには
費用がかかります。

 

保存する年数が長くなれば、
その分費用もかさむというわけです。


結局、卵子凍結はおすすめなの?


卵子を凍結保存してくれる病院は、
まだそれほど多くは存在しません。

 

卵子の凍結保存自体、
歴史が浅いという事情もあります。


卵子凍結を行っている医療機関では、
妊娠率を明らかにしているところもあります。


私が見た数字は、次のようなものでした。

  ↓ ↓ ↓

30歳以下で卵子を採取した場合の妊娠率は35%程度。
年齢が上がるごとに確率は下がります。
そして40%歳以上になると15%以下になります。

 


卵子を凍結するといっても、
すべての卵子が生き続けられるわけではありません。


保存している間や解凍の際に
死んでしまうものもあります。


そしてまた、卵子の持ち主である女性も
加齢によってさまざまな機能が衰えます。


ですからたとえ妊娠率がそこそこあったとしても、
出産率を見るとさらに下がってしまうことも
考えられるのです。


また卵子を保存しておいても、
天災によってそれらが失われることもあります。


いろいろな状況を考えると
「今は産めないけど、凍結しておけばいいや」と
気軽に卵子凍結を選択することはできない気がします。

 

 

フーナーテスト前は禁欲すべき?それとも…

不妊治療で行うフーナーテストとは、
夫婦生活の後で子宮頚管の状態を調べ、
精子の数や運動率を調べる検査です。


このフーナーテストを行う前に、
禁欲が必要かどうかが
よく話題になるようです。


結論から言えば、
「医師の指示に従いましょう」
ということになります。


医師によって考え方が違いますし、
また夫婦の様子を見て
考慮される場合もありますから。


一般的には、フーナーテストの前は
3~5日程度、禁欲することが
のぞましいとされています。


ただ、計画的に夫婦生活を行うのも
難しいという人もいるでしょう。


一般的な禁欲期間

フーナーテストの予定が入っているのに
禁欲できなかったとか、
あるいは逆に禁欲期間が長くなってしまい
悪い影響が出ないか心配する人もいます。


禁欲をすると精子の数が増えますから、
その方が検査の結果が良くなると
考える人もいます。


確かにそうかもしれませんが、
あまりに禁欲期間が長くなると、
今度は精子が劣化するという
心配があるようです。


でも精子の状態は
男性の年齢とか、
体調によっても変わってきます。


ですから一概に禁欲が必要とも言えないのですね。

 

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フーナーテストの結果が思わしくなかった時、
禁欲がうまくいかなかったかもしれないと
考える人もいます。


そうなのかもしれませんし、
禁欲にかかわらず
精子の状態が良くないということも
考えられるでしょう。


禁欲を指示されなかったら

医師によっては、
フーナーテストの前に
とくに禁欲の指示を出さないこともあります。


そうなると、医師が伝えるのを忘れているのか、
禁欲は気にしなくていいのか
不安になってしまいますね。


気になるなら、ぜひ
直接医師に聞いてみてください。


医師も人間ですから、
言ったつもりになっているのかもしれません。


禁欲と検査結果は関係があるの?

フーナーテストは何回か
繰り返し行うことがあります。


一度では正確なことが分からないので、
何度か行ってみて
総合的に判断する場合があるからです。


人によっては、禁欲と検査結果の関係を
詳しく調べた人もいます。


これは個人の感想なので
鵜呑みにしないでいただきたいのですが、
禁欲しなかった方が
成績が良かったという人がいます。


反対に、一か月ほど禁欲の期間をとった方が
良い結果が出たという人もいるのです。


こうなると、何が正しいのか
さっぱり分からなくなりますね。


あまり悩んでも仕方がないので、
とりあえず医師の言うことを
守っておいた方がいいのではないかと思います。

 

排卵誘発剤の注射と双子との密接な関係とは

排卵誘発剤は、飲み薬と注射の
二種類あります。

 

どちらも脳にはたらきかけて、
ホルモンを分泌させ、
排卵をうながすという意味では同じです。


排卵誘発剤は、不妊治療の
ファーストステップである、
タイミング法を用いる時によく使われます。


排卵誘発剤を使用しながら
医師が排卵の様子をチェックし、
GOサインが出たら夫婦生活をするというものです。


最初は飲み薬を使い、
それでも妊娠できなければ
注射をするケースが多いようです。


双子が生まれやすいという噂

排卵誘発剤の注射をすると、
双子が生まれやすいという話を聞きますが、
それは本当なのでしょうか?


不妊の人にとって、治療により
一気に子どもを二人も授かることは
喜ばしいことかもしれません。


でも子どもが一人で生まれてくるのと
双子で誕生するのとでは、
その後の生活がまったく変わってきます。


双子が生まれたら、とても一人では
子どもを見ることができないという人もいるでしょう。


私の周りの双子ママも、祖父母の手を借りながら
子育てしています。

 

とてもじゃないけれど、
一人で育てるのは無理、と
考える人もいるようです。

 

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何もしない時、一回の排卵では
一個の卵子が出てきます。


ところが排卵誘発剤を使った場合、
排卵される卵子の数が
2個とか3個というように
複数の場合があるんですね。


そうすると、自然と双子や三つ子が
生まれやすくなるというわけです。

 

あくまでも多胎の確率が上がるだけなので、
全員が双子を出産するわけではありません。


排卵誘発剤としてどんな薬を使うかによって
多胎の確率も変わってきます。


多い場合は、20%ほどが多胎になるそうです。


多胎をどうしても避けたい場合は?

子育ての負担を考えたり、
経済的な理由から、
子どもは一人しか無理という夫婦も
いるでしょう。

 

また双子の出産はリスクも多少
高くなるので、体の負担を考えて
避けたいという人もいます。


その場合、排卵誘発剤
使用しない方がいいのでしょうか?


詳しいことは担当の医師に直接聞いてみないと
分かりません。


先ほども述べたように、
排卵誘発剤の種類によっても
双子の可能性は変わってくるからです。


ただ、自然妊娠の場合でも
1%くらいは双子が生まれるわけですから、
完全に多胎を避けるというのは
難しいのかもしれません。


どうしても双子以上は困るというのであれば、
医師に相談して
体外受精に切り替えることも
できるでしょう。


体外受精の場合は受精卵を女性の体内に戻す時、
1個だけを戻すようにすれば
多胎の可能性は低くなります。


でも双子が生まれる確率はゼロではないので、
そこは理解しておく必要があるでしょう。